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霧ヶ峰・八島湿原
豊かな自然が残る八島ヶ原湿原は標高1630m、東西800m、南北1000mの高層湿原(枯れた植物が腐植せずに堆積、泥炭化して成長し、全体が水面より高く盛り上がったもの)、尾瀬ヶ原より古く、12000年かけて形成されたもので、国の天然記念物に指定されています。西に八島ヶ池、東に鎌ヶ池があり、北・西・南側には木道が整備されていて80分ほどで一周できます。
湿原周辺で見られる植物は300種余、水路等にはスゲ類、カキツバタ、キリガミネヒオウギアヤメ、サワギキョウ、アカバナシモツケ等、泥炭層の発達したところにはミズゴケを中心にモウセンゴケ、ヒメシャクナゲ、ツルコケモモ等、高層湿原特有の植物があり、レンゲツツジ、ノリウツギ等の低木が湿原に侵入しています。
湿原の紅葉は、9月上旬から10月上旬が見頃、広々とした湿原にススキの穂が銀色に輝き草紅葉がみごとです。
湿原駐車場に下諏訪町の「八島湿原ビジターセンター・あざみ館」があり、湿原の紹介やガイドウォークを行っています。
湿原の南端、観音橋にはNPO法人霧ヶ峰基金の御射山ビジターセンターがあり、霧ヶ峰型のエコツーリズムの普及を目指しています。すぐ前にある諏訪神社を中心にした一帯が旧御射山(もとみさやま)遺跡で、鎌倉時代に武士達の狩りや弓術等の奉納試合が行われた中央の平地とスタンドのような桟敷が残っています。
観音橋から下諏訪の大平集落に下る沢筋が八島湿原の水の出口になっている観音沢渓谷で、大平まで約6km、樹林の中に巨岩と渓流がすばらしいトレッキングコースになっています。
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